Five facts about Bourbon.
すべてのバーボンはウイスキーと言えるが、すべてのウイスキーは決してバーボンではない。アメリカ政府の厳しい基準で、その区別がはっきりと決められている。バーボンであるための5つの理由とは何か。
Fact 1: Just 'cause it's whiskey doesn't mean it's bourbon.
バーボンは原料に51%以上トウモロコシを使用しなければならず、より多くのトウモロコシを使うことで甘くなる。つまりカナディアンウイスキー、スコッチウイスキーはバーボンとは異なる。
Fact 2: Bourbon is All-American.
1964年、リンドン・B・ジョンソン大統領の政権下で、議会はバーボンを「アメリカ生まれの唯一のスピリッツ」と宣言した。今日、バーボンは世界中でアメリカ生まれのウイスキーとして認識されているが、その基礎を築いたのが世界No.1(※)のジムビームであった。 ※WORLD’S No.1 BOURBON:2019年販売数量(IMPACT NEWSLETTER March 1&15 2020号より)
Fact 3: From barrel to bottle.
バーボンに唯一加えることが許されているもの、それが水である。それもアルコール分を下げるためだけに使われている。ウイスキーメーカーのなかには着色したり(多くの場合、カラメル)風味づけを行っているところもある。だがそれをすると、バーボンとは呼べなくなるのだ。
Fact 4: Bourbon must be aged in new barrels.
法律により、バーボンはチャーした新しいオーク樽にて熟成しなければならない。スコッチウイスキーの場合は、通常、バーボンに使った樽を再利用している。
Fact 5: The name is everything.
アメリカ国内で蒸溜し、熟成させていないものは、ラベルに「バーボン」と謳うことはできない。さらに、ケンタッキー州で蒸溜され、少なくとも2年間この地で熟成させない限り、「ケンタッキーストレートバーボン」と名乗ることは許されない。そして1つの家族が7代に渡って作ったものでない限り、ジムビームとは言えないのだ。
法律が定めるバーボンの条件。
- 原料に51%以上のトウモロコシを使用している。
- アメリカで生産されている。
- 添加物を含まない(アルコール分を下げるための水を除く)。
- 新しく焼き入れしたオーク樽で熟成している。
- 「ストレート」バーボンを名乗るには、最低2年間の熟成を経る。
- アルコール分80%以下で蒸溜を行っている。
ジムビームのバーボン作りはオリジナリティにあふれている。秘伝のレシピと製法についてはこちら。
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